前職は運送会社の事務員として主任職を務めていましたが、アナログの環境下で苦労している人たちのために技術を身に着けたいと思い、エンジニアへ転職しようと決意しました。
社会人として約14年ほど勤めていましたが、自身のビジネスマナーは本当に正しいのか不安もありました。

ハローワークで失業認定を受けた日に、入り口にあったパンフレット置き場でたまたまジョブトレのパンフレットを見つけました。私が自信のなかったビジネスマナーを含めたくさんの研修を受けることができながら且つ訓練手当ももらえる。そして未経験でもIT企業への就職支援をしてもらえることを知り、こんなおいしい話があるのか？！とビックリしました。内容といいタイミングといい、運命の神様がおりてきてくれたかのようでした。
相談の電話を事務局にしたとき、実は7期生の訓練開始まであと2営業日ぐらいしかなく、そんな忙しい中でもこころよく面接をしていただきました。今思えば本当に感謝という言葉しかありません。

今思えば、「聴く力」が本当に素晴らしい方たちでした。一見就活に関係ないような、自分の生い立ちや価値観などを深く掘り下げながら、訓練生ひとりひとりに親身になって話を聞いてくれたことが印象深いです。
ジョブトレを卒業した後のセミナーなどに参加したときも、ちょっとした弱音などを嫌な顔一つせず聞いてくれるので、心のよりどころとなっています。

印象に残っているのは２つあります。
１つ目は自分の価値観が職業選択に非常に重要であることです。自分が「こうありたい」と思う姿を可視化・具現化し、それと照らし合わせながら企業・職種研究ができたので納得いく就職活動をおこなえたと思います。
２つ目は國吉さんがセミナーの時に話してくれた教会とレンガの話です。自分が担当する業務の大義を大きくとらえ、全体の幸福を見るための教訓だと感じました。今でも時に「なんで私が・・・（泣）」と、嫌なことがあったときにはこの教会とレンガの話を思い出しています。

私の就職活動の課題は、IT業種未経験であることだったと思います。そのため、前職の実績ややる気のアピールができるように、コーディネーターの國吉さんや講師の比嘉辰子先生にご指導いただきながら面接の練習をひたすら繰り返し行いました。
時に、「こんな風に言われたらどうしようか？」というレアな質問も提示していただきながら、もともと準備している質問内容から大きくそれないよう、応用させながら回答できる方法も指導いただきました。

2020年1月から2か月間のOJT期間を得て、契約社員として採用いただきました。
7期生は訓練がほかの期よりも短かったですが、短い期間でも会社でちゃんと評価していただいたので本当にありがたかったです。

今は自社パッケージシステムの保守および運用支援担当をしながら、これから導入いただく団体様への導入プロジェクトサブリーダーを兼務しています。システムの使い方について問合せを受けた時、今まで調べながら回答していたので時間がかかっていましたが、徐々に即答で回答できるようになってきたことや、「ありがとう」とお客様からお声をいただくととても嬉しいです。
実践を通して知識を身に着ける機会とチャレンジできる環境を与えていただき、日々学ぶことがたくさんあります。また、困ったときも質問すれば助けてくれる先輩方ばかりなので、未経験だけどこの会社に入社できてよかったと感じています。

ITのいろいろな知識を身に着けていきながら、いずれはITコンサルタントとして活躍したいと考えています。そのために、まずは会社から与えられている課題としてOracleDBA Bronzeを始めとする資格取得に向けて、頑張ります。

スタートは年齢や時期に関係なく、自分がやろうと思えばいつでも切れるものです。私はジョブトレの受講制限年齢の39歳ギリギリで応募し、訓練をうけ、夢だったエンジニアとして今こうやって新たな道を踏み出すことができました。
普通に就職活動するよりもジョブトレには、社会人になったときに役立つ学びがたくさんありますし、何より事務局に限らず外部講師の方々も私たちが思う以上に最大限のサポートをしてくださいます。1日1日その学びを吸収しながら、ジョブトレの訓練を楽しんでください！