- 2025-03-27
- 令和6年度(2024)の『卒業生の声』更新されました!
- 令和6年度(2024)のジョブトレに参加した訓練生から
3人の方にご協力いただき『卒業生の声2024』のページが更新されました。
https://www.jobtore.jp/graduate/
ジョブトレの参加を検討されている方の一押しになれば幸いです。
- 2025-02-17
- 2月15日(土)令和6年度 第2回『ジョブトレオフ会』
- 今年度2回目のオフ会を2/15(土)@那覇市前島ふそうビル・大会議室にて開催しました。
”ジョブトレ・オフ会”とはジョブトレ修了生を対象にした、定着支援セミナー。
最も古いメンバーで9年前の修了生も参加してくれました!
彼らの職場での困り事や悩みもそれぞれのフェーズで異なり成長を感じさせてくれました。
参加者から現職での課題や今後のキャリアについて多くの声が寄せられました。特に印象的だったのは、「成長したい」という強い意欲を持ちながらも、次のステップが見えにくいことに悩む声が多かった点です。
【参加者の主な悩み・課題】
セミナーでは、以下のようなテーマが挙げられました。
・人手不足による業務負担の増加
・キャリアアップの方法が分からない
・属人的な企業風土を変えたい(業務の属人化、評価基準の不透明さ)
・新規案件の巻き取りに忙しく、スキルアップの時間が確保できない
・仕事とプライベートの切り替えに悩む
・転職を視野に入れつつ、次のキャリアの選択肢を模索している
これらの悩みは、「仕事に慣れ、ある程度できるようになったが、次の目標をどう設定すべきか分からない」という共通の課題につながっています。
【企業・個人双方の視点から考える課題】
このような悩みの背景には、個人の目標設定の難しさもありますが、同時に企業側のキャリアパス設計や評価制度の整備が十分でないケースも見受けられました。
また、参加者の中には、これまでの自身の成長を振り返る機会が少なく、「自分は何ができるようになったのか、何が不足しているのか」が明確になっていないと感じている人もいました。その結果、漠然と成長への意欲はあるものの、次に何を目指すべきかが定まらないという声が多く聞かれました。
このような状況に対し、企業が人材の成長と定着を促すためには、以下のような取り組みが考えられます。
・キャリアの選択肢を可視化する制度づくり(昇進・評価基準の明確化)
・定期的な振り返りの機会を提供する(キャリア面談、メンター制度の活用)
・業務の属人化を防ぐ仕組みづくり(業務の標準化、ナレッジ共有の推進)
今回のセミナーを通じて、人材の成長には、企業側の支援と個人の主体的な取り組みの両方が不可欠であることが改めて浮き彫りになりました。
企業としての制度や環境整備を進めると同時に、従業員が自身のキャリアを考え、成長の機会を活かせるようなサポートが求められています。
今後も、こうしたテーマについて従業員・企業双方の視点から考え、よりよい働き方につながる支援を模索、実施していきたいと感じました。
