ジョブトレ訓練前の状況を教えてください。
高校を卒業して以来10年間、特に何もせず、いわゆるニート状態でした。アルバイトもしておらず友だちもいないという、社会から完全に引きこもった生活を送っていました。
応募のキッカケや訓練前はどのようなイメージだったかを教えてください。
母がジョブトレのチラシを見せてくれたのがキッカケです。局長の「自分を変えようという気持ちさえあれば、どんな経歴の人でも受け入れたいと思っている」という言葉を聞いて、「自分の状況を変える、最後のチャンスかもしれない」と感じて参加を決めました。
訓練中、事務局スタッフはどのようにサポートしてくれましたか?
メールや電話でこまめに連絡を取っていました。コーディネーターの言葉の端々から私のことを気にかけてくれているのが伝わってきて、とても心強く感じました。
受講された内容のなかで印象に残っていることを聞かせてください。
毎朝行っていた1分間スピーチが記憶に残っています。誰かに向けて自分の考えを発信するのは初めての経験だったので緊張しましたが、いい訓練になりました。受け入れ先企業では前に出て発表する機会が多くあり、その際にも物怖じしない度胸が身に付いたと感じています。
どのようにして就職活動の課題を克服しましたか?
コーディネーターと面談を重ねながら、自分ができていることと、できていないことを抽出して、一つずつ課題を解決していきました。
どのくらいの訓練期間を経て、いつから本採用になりましたか?
座学は6月の1ヵ月間、受け入れ先企業では7月から9月までの3ヵ月間研修を行い、10月から契約社員として本採用となりました。
勤務先での業務はどのようなことをしていますか。何にやり甲斐を感じますか。
WEBライティングをしています。自分が書いた文章の読みやすさや情報の伝わりやすさについて客観的に考えるプロセスが、私にとっては一番楽しく、やりがいを感じるところです。
今後の展望について教えてください。
文章を書くような個人の業務とチームで進めていくタイプの業務と、どちらも高い水準でできるようになりたいです。また、このオフィスのなかに最強のWEBライティングチームを作る、その一助になれればと考えています。
これから就職活動される訓練生の皆様にメッセージをお願いします。
ジョブトレは変わるための場所です。訓練中、自分のスキルや履歴書と向き合ううちに、自信をなくしたり不安になったりすることもあるかもしれません。ジョブトレには、そんな訓練生の不安や悩みを就活成功の原動力に変えていけるコーディネーター達がいます。ここでなら、訓練前の経歴も訓練中の悩みも就活の挫折も、すべて前向きに進んでいく力に変えられます。訓練生に唯一要求されるのは、諦めないことだけです。自分の可能性を開花させられる企業と出会えるまで、がんばってください。