ジョブトレ訓練前の状況を教えてください。
大学卒業後1年間個別指導塾で講師をしていました。生徒の学習指導だけでなく進路相談や保護者との面談などを行っていました。退職後、他の学習塾に応募したのですが不採用となり、「自分には何が出来るのか」悩みながら他業種に範囲を広げ就職活動を行っていました。
応募のキッカケや訓練前はどのようなイメージだったかを教えてください。
母からの提案と貰ってきた求人誌の広告がきっかけでジョブトレーニング事業の存在を知りました。事業について調べていく内に社会人としてのマナーを学びながら自分に合った企業・仕事を探せる事に魅力を感じ、すぐに応募しました。
訓練中、事務局スタッフはどのようにサポートしてくれましたか?
訓練前からパソコンのタイピング練習をさせてもらい、訓練期間中も面談や履歴書・面接の練習で親身になってサポートしてくれました。自分一人ではどうしたらいいかもわからないままだった事も理解してくれ、英語の実務経験がないにも関わらず国際事務に挑戦したいと話した時も適切に助言に加えて応援をしてくれました。OJT期間中にも月一回の振り返り研修でも現状や悩んでいた事等も聞いてくれたりと、4ヶ月間の訓練で精神的にとても支えてもらえました。
受講された内容のなかで印象に残っていることを聞かせてください。
社会人の心構え研修で、学生の頃の気持ちのままで今まで仕事をしていた事に気づかされました。また自分がどういった人間なのか、何が出来て何を課題にしているのかを明確化する事ができるようになったので、履歴書作成や面接対策においてとても役に立ちました。 OJT先で英語も扱う事があるという事で、タイピング練習を途中から英文のタイピングに切り替えて練習もしました。日本語と違い英文なので初めはキーボードをチラチラ見ながら練習をしていましたが、段々見る回数を減らすことができました。
どのようにして就職活動の課題を克服しましたか?
一番不安だった面接対策は担当コーディネーターだけでなく他のコーディネーターの方にも協力してもらい、緊張感を持って行う事が出来ました。 英語の試験もあったので、訓練中も待機時間等を利用して問題を解いていました。
どのくらいの訓練期間を経て、いつから本採用になりましたか?
事前研修を6月の1ヶ月間、7月から3ヶ月間実際に働きながら訓練を行い、10月に契約社員として本採用となりました。
勤務先での業務はどのようなことをしていますか。何にやり甲斐を感じますか。
修理部品の輸入業務をしています。毎日送られてくる貨物の書類に差異がないかの確認がメインとなっています。繁忙期には大量の貨物があり、また月末月初は毎月忙しくなりますが、それを乗り越えたときに「がんばったなぁ~」と感じます。
今後の展望について教えてください。
一通り業務をこなせるようになってきたので、会社全体で推進している「業務効率の改善」を自分も取り組んでいこうと考えています。業務ではエクセルを使った作業が多いので、マクロを用いた作業の自動化といった側面から改善できないか模索しながらエクセルやマクロを勉強中です。
これから就職活動される訓練生の皆様にメッセージをお願いします。
ジョブトレには色々な方が参加しますし、事務局にも色々なスタッフがいます。でも、みんな「自分に合った企業に就職したい、してほしい」という思いです。年齢、学歴、悩み、立場は全員違いますが、その思いだけは同じだと思います。だからこそコミュニケーションをとって、新しい発見や刺激をたくさん受けてほしいです。それが無駄になるなんて事は決してありません。仲間達や事務局の皆さんと一緒に、自分の素敵な未来へ向かって突き進んで行ってください!